福井県越前市朽飯(くだし)町八幡神社 版本大般若経
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版本 大般若経
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六百帖 南北朝時代
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一年に一度、町民の手によって虫干しされる |
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当版経は、朽飯寺に伝わったもので、料紙は黄色の楮紙に、表紙は茶色の厚紙を使い、折帖は十帖ごとに渋紙の帙で包み、十帖を赤漆の経箱に納められていた。(現在は桐箱)
当版経は、応安7年(1374年)に比丘永清が、勧縁した京都東福寺の塔頭、正統庵の版本で摺られたもので、朽飯寺への伝来は室町中期の明応4年(1495年)である。
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