(1)一陽では「福祉は人なり」「人材を人財に」との思いを大事にしつつ、職員同士による職場内研修やロールプレイ・トレーニングを日常的に行っています。また県内外で開催される専門学習会やセミナーなどへ積極的に参加しています。さらに地域の大学による児童虐待や発達障害に関する研究に主体的に協力しています。そのため一陽では、研修研究費として毎年約600万円を予算計上しています。
(2)一陽は、常にチームアプローチを重視しています。それゆえ仲間意識をベースとしたチームワークの確立を究極の目標とした組織人材育成(=人材確保&人材活用&人材定着)に挑戦しています。さらには“より良い仕事”と“働きやすい職場”、“仕事の成果”と“やりがい・働きがい”を同時に実現することをめざして、仕事のマネジメントと労働のマネジメントの両立に取り組んでいます。
(3)一陽では、里親希望者や大学生など社会的養護に係る後継人材の育成にも力を入れています。特に保育士や社会福祉士を養成する教育機関からの実習生受入に際しては、全15コマからなる座学を用意し、理論と実践を相乗的に学べる施設実習カリキュラムを組んでいます。なおこの座学は、原則、各々の現場職員が講師となって実施していますが、この取り組みは職員自身が自らの知識や経験を再整理し担当業務への考察を深める格好の機会にもなっています。さらに児童養護施設現場への理解を深めるために積極的にボランティアの受け入れも行っています。
(4)一陽には、職員全員加入の労働組合があり、職場課題や自らの働き方について日々民主的な議論が行われています。また法人組織内には数多くの会議やプロジェクトチームが存在し、新たな事業の企画や養育の質向上に資する様々な議論が展開されています。そこでは肩書や在職年数にこだわらず対等かつ自由に発言し、みんなが主役の気持ちで働ける職場づくりが実践されています。ディーセントワークをめざしたこれらの組織運営手法は、チームワークの醸成およびOJT型人材育成策としても有効に機能しています。
<一陽の職場内会議・プロジェクトチーム一覧はこちらです>
(5)現在、一陽では、栄養士や調理師資格を有する食育担当スタッフが“食”を通した養育実践(=調理実習や健康・食育指導など)を展開中です。また臨床心理士や認定心理士など心理系資格を有する職員が8名在籍していることから、心理ケアや心理教育が恒常的に実施されています。さらに社会福祉士や教員資格保有者等が地域の要支援児童に対し学習支援や自立支援などのソーシャルワーク活動を行っています。一陽に働く全ての役職員は、自らの強みや特性を最大限に活かして業務に励んでおり、そのことが組織全体に元気や活気をもたらしています。
2025年度職員採用
☆★☆★採用試験を行います★☆★☆
申込期間 2025年4月1日〜2025年6月10日
採用試験 2025年6月17日(火)10時
備考 試験日までに、ボランティアの参加を必須とします。
申込期間に履歴書持参(郵送可)
募集人員 児童養護施設 ケアワーカー 若干名
※必要な資格は特にありません
ただし保育士、社会福祉士、心理士等の資格を有していること
が望ましい
担当者 人財育成室長 藤下樹
詳しい採用情報やボランティア参加についても、お気軽にお問い合わせください
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