思うがままに・・・ 本文へジャンプ
日記
12月31日(日)
私の2006年

 今年は、『気付き』 と 『学び』 の多い、ほんとうに素晴らしい一年でした。
 今までの人生の中で、一番充実していた年かも知れません…。
 
 沢山の人に出会い、沢山の貴重な経験をしました。
 その出会いのどれもが、起こった事のどれもが、偶然ではなく全てが 『必然』 。
 私の成長には必要不可欠のものだったのです。
 
 去年の六月に、所属していたヨガスタジオから独立して
 フリーのヨガインストラクターとして、一人で歩き出しました。
 
 独立してすぐ、もっと深くヨガの勉強をしようと、
 名古屋の 『松下ヨガ学院』 の門を叩き、松下先生(師匠)に出会いました。
 そして師匠から、師匠の生き様から、 『真実(ほんとう)のヨガ』 を本気・本腰で真剣に学びました。
 
 独立した当初は6人ほどの生徒だけで始めたヨガ講座。
 どこにも宣伝を出さず、ただただ口コミだけで広がり
 今では300人近い生徒を抱えるまでになりました。
 
 「自分の目の前にいてくれてる人全てが、自分の先生」
 
 師匠や、出会う生徒の全てが、私を成長させてくれているのです。
 だからこそ、まだまだヨガの経験の浅い私が
 300人近い生徒を持つまでに成長させていただけたのだと思います。
 師匠や、たくさんの生徒に出会えたことは、私の人生の宝です−☆
 そして、全てに感謝です…。

 私が今ここに居る意味はなんだろう?
 私に出来ることはなんだろう?と考えた時、
 教えるのではなく、自分の持つ知識や技術を、みんなとシェアしていこう…
  そして、その教室がいつも笑顔と感謝にあふれ
 人はみな支えられて生きているんだと感じることができ
 みんなと一緒にどこまでも成長していきたいと感じることができるように
 出会う生徒ひとりひとりと真剣に向き合ってきました。

 これからも、それは変わることはありません。

 今年一年間、私を支えてくださった全ての人に感謝し
 今日を締めくくりたいと思います。

     松下先生、美枝先生(松下先生の奥様)、
      名古屋で今も一緒に勉強しているみんな (高井さ〜ん!…)
       そして、私の講座に通ってくれているみんな
        それから私の家族

            そして、自分自身に…

                 心から 『 あ り が と う 』
                           
                                  来年もよろしくね…。
                                                   合掌


11月20日(月)
抱きしめよう

 これを見たら、きっと優しい気持ちになれるよ…
 一人じゃないんだと、勇気をもらえるよ…
 そして、自分を、誰かを、幸せにしたい!という気持ちになるよ…

 そして、きっと誰かを抱き締めたくなるよ…

 私の師匠(松下ヨガ学院)のHPから、『 しあわせフォルダー』 を…。
 音声付きで見てね♪
 http://www.freehugscampaign.org/
  
 さぁ〜、今度会った時はHUG しようね…♪ 

11月10日(金)
夜回り先生

 また、命懸けで真剣に生きている人に出会いました。
 水谷修氏、通称 『夜回り先生』 です。

 もう何度かテレビで講演の様子を見ていたし
 本も一冊読んでいました。
 こんなに真剣に子どもたちと向き合い、
 そして命懸けで子どもたちを救おうとする 『大人』 がいるということに感動し
 ずっと、実際にお会いしてみたいなと思っていました。
 そしたら、願いが叶って息子と娘の高校で水谷氏の講演会があったのです。
 講演の対象は、その高校の生徒、教員、生徒の保護者です。

 実際に見る水谷氏は、背筋が真っ直ぐに伸び
 無駄な贅肉のないスラッとした長身で
 凛とした、でも優しげで、でもどこかに寂しさも背負っているような
 まるで俳優のようで、テレビや写真で見たのと同じ素敵な人でした。

 警察は水谷氏のことを 『 日本で最も死に近い教師 』 と呼ぶそうです。
 それは、子どもたちを守るために、たとえ暴力団の事務所であっても
 暴走族の集会であっても かまわず突入していくからでしょう。
 現に、子どもを暴力団から救うために、『落とし前』 として利き腕の指一本を失っているのです。
 
 口先だけではない、真剣な取り組みや活動を実際に続け
 命を掛けて青少年の問題に取り組んでいる姿は、
 凄い衝撃となって、心に訴え掛けてきます。
 
 今、『 大人 』 に対する失望や怒りを感じている子どもはたくさんいます。
 そんな子どもたちに
 『 水谷先生みたいに、真剣に、命懸けで子供のことを思う大人もいるんだよ 』
 と叫びたい気持ちでした。
 水谷氏は とにかく周りの 『大人』 たちに呼び掛けていました。
 『 近くにいる子供たちに、愛のある優しい言葉を掛けて欲しい 』 と…。
 
 水谷氏が書いた【 夜回り先生 】という本で

    『 私が21年間の教員生活を振り返り、ただ一つだけ胸を張れることがある。
     それは、一回も生徒を叱ったり、殴ったことがないということだ。
     私は絶対に生徒を叱ることができない。
     なぜなら子どもたちはみんな「花の種」だと考えているからだ。
     どんな花の種でも、植えた人間がきちんと育て、時期を待てば、必ず花を咲かせる。
     これは子どもも全く同じで、親や学校の先生、地域の大人たちやマスコミを含む社会すべてが
     慈しみ、愛し、丁寧に育てれば、子どもは必ず美しい花を咲かせてくれる。
     もし花を咲かせることなく、しぼんだり枯れたりする子どもがいれば、
     それはまぎれもなく大人のせいであり、子どもはその被害者だ。』
 と言っています。
 
 全くその通りだと思います。
 私もいつも同じことを思っていました。
 
 実際、私は我が子以外の子どもたちにも声掛けしたり、 ほんとによく話をします。
 だから、たくさんの子どもたちが私を頼りにしてくれ 慕ってくれています。
 
 と言っても、二人の子どもを持ちながら離婚した私には大きなことは言えません。
 だって離婚は、子どもが非行に走ったりする大きな要因の一つですものね。
 
 でも、たとえ離婚しても、二人の子どもは しぼんだり 枯れたりすることなく
 明るく前向きに、たくましく、そして人の気持ちのわかる優しい子に育ってくれました。
 そして、まだまだ大きな綺麗な花を咲かせてくれそうです。
 
 それは親の愛情だけではなく、周りの大人たちが優しく見守ってくださったからなのです。
 おじいちゃん、おばあちゃん、近所の人たち、担任の先生、学校の先生みんな…。
 私はみんなに感謝しています。

 たとえ両親が離婚していない家庭でも
 寂しく辛い思いをしている子をたくさん見ています。
 
 私はヨガの講座の中で、この講演の話をしています。
 
   『 我が子や 我が孫だけでなく、近所の子どもたち、集団登校で前を通る子たち
    自分の地域の子どもたち、子どもたちみんなに優しい言葉を掛けて欲しい 。
    うつむき加減で しょんぼりしている子を見たら
     「あら、どうしたの?元気ないね。何かあったの?」と、声を掛けて欲しい。』 と…。

 水谷氏は本の最後を、こんな言葉で締め括っていました。
       
       世の中には汚い大人が多すぎる。
       大切な子どもたちを昼の世界から排除する大人
       大切な子どもたちを夜の世界へ引きずり込もうとする大人
       何もしないくせに 「子どもを救いたい」 と言っている大人…。
       私はそういう大人たちが許せない。
       
       この本を読んでくれた大人たちにお願いがある。
       どんな子どもに対しても、まずは彼らの過去と今を認めた上で
       しっかり褒めてあげて欲しい。
       よくここまで生きてきたね、と。
       生きていてくれさえすれば、それでいいんだよ。 
 
  

10月29日(日)
生命(いのち)の力

 毎日、元気一杯パワフルな私も、人間ですもの…
 体調がすぐれない時もあります。
 落ち込む時もあります。
 
 アサナ(ヨガのポーズ)の練習のし過ぎで、肩や腰や膝を痛めることも しょっちゅう…。
 そして、有り難いことにあちこちから仕事の依頼をいただいているので
 ひと月間一日も休みがない状態なので、疲れが溜まることもあります。
 
 生徒にいつも 『 無理しないように 』 『 頑張り過ぎないように 』 と言いながら
 一番頑張り過ぎて、無理をしているのは私なのかも?
 だからこそ、くどいほどみんなに『 無理しないように 』 『 頑張り過ぎないように 』と言って
 実は自分に言い聞かせているのでしょうね。

 無理をしたり、頑張り過ぎると どうなるかを知っているから…。

 実は今も、身体が黄色信号を出しているようなのです。
 腰に始まり、肩や膝も痛いのです。
 ちょっと、めまいを感じる時もあります。
 体はいろんな症状で 『 もうこれ以上頑張ったらヤバイよ! 』 と、信号を出してくれます。
 でも、その信号に気付きながらも、やるしかない時もあるんですけどね。

 師匠が心配して診てくれました。
 まず、『 ちゃんと寝ているのか?』 と聞かれました。
 確かに、最近忙しくて睡眠時間が短くなっていました。
 『 とにかく寝なさい!寝ないとダメだぞ!!寝ることだよ。』 と…
 
 そして 『 自分の生命(いのち)の力を信じなさい!!』 とも言われました。
 生命(いのち)の力、それこそが 【自然治癒力・免疫力】 なのです。
 人はみな、生まれながらに
 自分で自分の病気を治す力・病気にならないようにする力を持っているのです。

 薬に頼らず、自分の 【生命(いのち)の力】 を信じ
 その 【生命(いのち)の力】 が甦るように、体を休息させること…。
 
 その休息の究極が 【睡眠】 なのです。

 調子が悪いなと感じたら
 とにかく 寝ること!!
 寝るのが一番!!
 
      自分の 生命(いのち)の力を信じ
              生命(いのち)の力を甦らせましょう 。



10月14日(土)
木を植えた男

 私のヨガに通う生徒が、私の 『diary』 を読んで
 私の生き方に励ましのメールをくれました。
 その生徒は、私が目指す生き方を、もう既に実践している素敵な人です。
 そして、『 ジャン・ジオノ原作の 「木を植えた男」 が絵本で出ていますので
       是非、一度読んでみてください。』 と…。
 
 絵本なので、一気に読んでしまいました。
 私に勇気を与えてくれる、素晴らしい本でした。

 その まえがきの言葉が今も心に残っています。

       人びとのことを広く深く思いやる、すぐれた人格者の行いは、

       長い年月をかけて見定めて、はじめてそれと知らされるもの。

       名誉も報酬も もとめない、まことにおくゆかしいその行いは、

       いつしか必ず、見るもたしかなあかしを、地上にしるし、

       のちの世の人びとにあまねく恵みをほどこすもの。 

 自分のやったことを、誰かに( 誰か一人だけでもいいから )認めて欲しいと思っているようでは
 まだまだだなぁ〜と、思い知らされました。

 私に 気付きと勇気を与えてくれた あとがきの言葉も紹介します。

     『木を植えた男』 は
     激しい、英雄的に見える行為を描いているのではないことは無論ですが、
     「あなたにできることを できるときに すこしずつしましょう」
      といっているのでもありません。 
     ほんとうに世を変えるのは、権力や富ではなく、
     また、数と力を頼む行動や 声高(こわだか)な主張でもなく、
     静かなる意志に支えられた、
     力まず、目立たず、おのれを頼まず、
     速効を求めず、ねばり強く、無私な行為です。

     私たちは一人で静かに立ちつつ、
     ほかの人々と真につながり、
     「人間に与えられている力は大したものだ」 という
     その力を発揮することができるのです。

 まさに、ヨガの教えそのものだったのです。

10月12日(木)
生命(いのち)の声

 ヨガの講座中、私は生徒によく 『生命(いのち)の声を聞いて…』 と言います。
 特にアサナ(ポーズ)をとっている時に…。
 
 生命(いのち)の声とは何か?
 
 『気持ちが良いか、良くないか?』
 『楽しいか、楽しくないか?』
 それは 生命(いのち)の声なのです。
 
 そしてそれは、『呼吸』 と 『脈』 と 『気分』 が教えてくれるのです。
 正しくないことは 『呼吸が苦しい』 『脈が正常でない』 『気分が悪い』 といったように
 生命(いのち)の声が教えてくれるのです。
 生命(いのち)の声に嘘はないのです。
 
    『楽しくなければ ヨガ ではない! 
      気持ち良くなければ ヨガ ではない!』

 アサナ(ポーズ)をとっていて、『痛い』 『苦しい』 『辛い』 と感じたら
 それは無理をしているのです。
 頑張り過ぎているのです。
 人と競争をしているのです。
 
 自分の生命(いのち)が喜ぶように
 もっと肩の力を抜いて、力まず
 慌てず、焦らず、無理をせず
 深〜い呼吸を繰り返しながら
 自分自身を客観的に見つめ、自分と対話しながら
 ヨガに取り組んでいこう!!

 そして、それを日常生活にも活かしていけたなら…。
 『自分らしく』 自分の人生を歩んでいける 知恵と勇気が湧いてくるのです。
 
 それが、私の目指すヨガ指導なのです。
           

9月28日(木)
自分の 『ものさし』
 
 ヨガの講座に通う生徒から、直接だったり、メールだったり
 また、この『diary』 の読者( 読者のほとんどがヨガの生徒ですが ) から
 「先生に出会えてよかった」 という、この上なく嬉しい言葉をもらうことが多くなりました。
 自分の言動によって、人に勇気を与えたり、気付くチャンスを与えたり、癒すことができたり
 少しでも人のお役に立っているというのなら
 ヨガの指導員として、こんな嬉しいことはありません。
 師匠が言っていました。
 『 私たちはヨガを指導に行くのではない。生徒のお役に立ちたいという思いで行くんだよ。
   そして、自分に出会って良かったと思わせることだよ。』 と…。
 
 ところが、先日、大きなショックを受けることがありました。
 私の意識していないところで ( よかれと思ってやったことで )
 人を傷付けてしまっていたのです。
 ほんとに思いがけないことでした・・・。
 その相手の人が何も言わずにいたら、私は今でもそのことに ( 傷付けてしまっていたことに )
 気付かずいたのです。恐ろしいことです。
 でも、その人はハッキリと 『 私は傷付きました。』 と言って下さったのです。
 言われた時はショックで呆然となりましたが、そこでハッと気付かされたのです。
 自分がよいことだと思ってやったことでも、それは私の価値観であり、私の『ものさし』 だったのです。
 もっと、もっと、相手のことを思い遣る心が私には足りないのだと、気付かせてくれたのです。
 傷つけてしまった人に、心からお詫びを伝えました。
 そして、もう一度自分を見つめ直すチャンスを与えてくださったことに感謝の気持ちを伝えました。
 その人は私が尊敬する素晴らしい人です。思いやりがあり、懐が深く、思慮深い人です。
 もう一度、私を受け入れて下さったのです。

 今回の件で、私はもう一度客観的に自分を見つめ直すことができたのです。
 しばらくの間は、呼吸も苦しく自己嫌悪に陥っていました。
 でも、この事は、私が成長する為には必要なことだったのです。
 この気付きと、もう一度チャンスを下さったことに、感謝しています。

 ヨガの修行で、もう何度も何度も写経していたはずのヨガの教えが、今ようやくわかったのです。
  
   『 茶碗は 欠かせないようにしなさい!
     しかし、茶碗は 欠かすつもりがなくても 欠かせてしまいますよ!
     欠かせないようにしよう!としていなければ、
     茶碗は 欠かせてしまいますよ! 』 

   『 人の心は 傷つけないようにしなさい!
     しかし、人の心は 傷つけるつもりがなくても 傷つけてしまいますよ!
     傷つけないようにしよう! としていなければ
     人の心は 傷つけてしまいますよ! 』
 
   これからの私を見ていてください…。
           

9月20日(水)
死ぬ気で生きる
 
 私は、日々を 『一日一生』 の思いで生きています。
 いつ死んでも悔いのない生き方をしているということです。
 
 職業としているヨガに対しても、子育てに対しても、私はいつも真剣です。
 『真剣』 とは本物の刀ということです。命懸けです。
 真剣で取り組んでいることに対しては
 例え失敗しても恥じることはありません。

 そういえば、ヨガの修行生心得に
  
    『 成果の良し悪しは、挑む姿勢に正比例する。

      小手先で挑んだ時の失敗は恥ずかしく

      真剣に挑んだ時の失敗は恥ずかしさを覚えない。 』
 
 というのがあります。
   
 こんなに強く生きていけるのも
 『みんなの幸せ』 のため生きる!!という、確固たる目的を持ったこと、 
 子供や、家族、友人、師匠の優しさ、思いやりに支えられているから…。
 
 私は幸せです。
 
 『 あと五分で死ぬのか…。』
       と、声高らかに言えるか?
               悔いなく言えるか?

 師匠が言っていました。

    『 死を覚悟している人間は強い!!
      特攻隊は 『 いってきます 』 じゃなく
                『 出発します!』 と言うんだよ。
      それは、『 帰る 』 ことが前提ではないから…。 』 と。

 私はこれからも死ぬ気で生きていきます。
 
           

9月11日(月)
大河の一滴
 
 私が人生の目標としている 『みんなの幸せ』 …。
 その実現のため、自分に何ができるだろうと
 日々、自問自答しています。
 そして私の仕事であるヨガを通して、何を伝えられるか
 勉強と修行の日々です。
 この 『diary』 もその一つです。
 
 あるヨガの生徒が
   『先生のdiaryいつも家族みんなで読ませてもらっています。
   いつも感動し、いろんな事話し合っているんですよ。
   お陰で、夫婦の会話も増えたんです。     
   うちのお嫁さんにもコピーして渡しているんですよ。』 と…。

 そして ある日その生徒が
   『先生、このお金はずっと小銭を貯めてきたものです。是非、寄付したいのです。
    でもどこに寄付していいのかわからないので、
    先生が寄付しているところに一緒に寄付してください。』 
 と、封筒に入ったお金を私に預けたのです。 
 私はその気持ちが嬉しくて、涙が溢れました。
 その生徒と感動の握手をしました。

 この時、思いは通じるのだ!!と確信し、勇気付けられました。

 私たち人間は、日々自分の生活に追われ、人を思いやる余裕もなく
 そして自分の欲望、利益を求めることに必死になり過ぎているように思うのです。

 でも本当は、みんなが幸せになるまでは、個人の幸せはないのです。

 私は、『みんなの幸せ』を実現するために
 自分にできる精一杯のことをしていきたいと思っています。

 私がやっていることで、世の中が劇的に変わったりはしません。
 でも、諦めず、ひたむきに、勇気を持って、自分の信じる道を歩みつづけたいと思います。

 マザー・テレサの言葉が勇気をくれました。

      『 私たちがやっていることは、大河の一滴に過ぎない。
     
        でも、何もしなければ、その一滴も生まれない。』
  
 私は 大河の一滴になる…。

           

9月4日(月)
マザー・テレサ
 
 ずっと観たかった、映画 『マザー・テレサ』 をDVDで観ました。
 私が最も尊敬するマザー・テレサ…。
 
 食い入るように観、観終わって
 マザー・テレサのように生きたい!!
                   と、強く思い
 マザー・テレサのように生きる!!
                   と、誓いました。
 そう思った瞬間、涙が溢れてきました。

 私はクリスチャンでもなければ
 家にお仏壇はあっても、仏教のことも何も知りません。
 ましてや特別な宗教団体に所属しているわけでもありません。
 
 ごくごく普通の父と母を持ち
 試験前と高校受験の時ぐらいにお仏壇にお参りして出掛けたくらいのもの。
 特別な宗教心があった訳でもありません。
 
 ただ、幼い頃から 『いつも神様は天国から私たちを見ている』
 『神様は私を守って下さっている』 という意識はあり
 なぜか神様の存在は強く信じていました。
 きっと母や祖母から 『そんなことしたらバチがあたるんやで』 とか
 『お米一粒の中には七人の神様がいるんやで、粗末なことしたらあかんのやで。』
 とか言われて育ったせいなのでしょうか…。
 
 みなさん、是非 『マザー・テレサ』 観てください。
 そしてDVDの最後に録画されている
 主演(マザー・テレサ役)のオリビア・ハッセーの言葉を聞いてください。
 
 私が人生の目標としている 『みんなの幸せ』 が
 世界中みんなの目標になったら…。
  
 私と何年も付き合いのある友人が、私に言いました。
 『君はもうマザー・テレサみたいだよ』 と…。
 どんな言葉より嬉しい言葉でした。
 
           

8月23日(水)
生き方の選択

 私は1日に50〜100人のヨガの生徒、そして指導員養成中の生徒
 それから自分の家族、友人など
 毎日沢山の人と出会います。

 そして その誰もが日々を必死で生きています。
 悩みのない人などいません。
 そんな人に未だかつて出会ったことがありません。
 いつも笑顔でいるから悩みが無さそうに見える人はいます。
 でも そんな人も心にいろんなものを抱えているものです。
 
 ヨガの指導員をしていると
 悩みを打ち明けられることがよくあります。
 そんな時、私は真剣に聞きます。
 すると、相手の悲しみが自分の悲しみになり
 相手の喜びが自分の喜びになるのです。
 一緒に涙することもあります。
 手を取り合ってジャンプしながら喜び合うこともあります。
 ただただ抱きしめる時もあります。

 でも、私には聞く事しかできないのです。
 一緒に涙したり、手を取り合ってジャンプしながら喜び合うことしかできないのです。

 だって、悩みを解決するのも、苦悩を乗り越えるのも
 生き方を選択するのは自分自身なのですから…。
 
 私の師匠が書き記してくれた『高木義之先生の語録』を紹介します。
 生き方の参考になれば幸いです。

   『 生き方の選択 』
  
   悩み続けたいのか?やめたいのか?
   
   逆らいたいのか?従いたいのか?
   
   壊したいのか?残したいのか?
   
   奪い合いたいのか?分かち合いたいのか?
   
   したいのか?したくないのか?
   
   それは自分のためなのか?ひとのためなのか?
   
   それは周りにとってどうなのか? 
   
   未来にとってどうなのか?
   
   『 した 』後悔をとるのか?『 しなかった 』後悔をとるのか?
   
   いつするのか?
   
   いつ死ぬのか?
   
   いつ死んでも悔いのないように、一日一日を思いっきり生きよう。
 
                      


8月3日(木)
『diary』が伝えるもの

この『diary』を綴り始めて、そろそろ一月が経とうとしています。
『diary』を始めた動機は、私のヨガに通う生徒や、通おうか迷っている人に
私のヨガに対する思い、私のヨガが目指すもの、
そして、なんといっても私自身のこと(生き方・考え方)を、より深く知って欲しいと思ったからです。

人が何かを学ぼうという時、
その師との相性が、学ぶ意欲や継続性を左右するのではないかと思うのです。
特に、師の生き方、考え方は重要な要素となるのではないかと…。
どんなに素晴らしい技術や知識を持った師であっても
生徒との相性が悪ければ、悲しいかなそれらは伝わらないと思うのです。

まずは自分に合った師を見つけることが
学ぶ意欲を向上させ、その意欲を持続させる為に何より大切なのではないでしょうか。

この『diary 』が、その(選択する時の)お役に立てば…と考えています。
今 この『diary』は、私のこうした思いをのせて
たくさんの人たちにその思いを伝えてくれています。

私は個人の欲望や利益のためではなく
みんなの幸せのため、みんなの夢を叶えるために
それを実現させるための時間と空間を提供できたらと思っています。
そしてそれをヨガを通して共有していけたらと…。
完璧なポーズをとることを目的としていません。
見た目に綺麗なポーズをとることを目的としていません。

いつも笑顔と感謝にあふれた教室・・・
人はみな支えられて生きているんだと感じることができる教室…
みんなと一緒にどこまでも成長していきたいと感じることができる教室…
そんな教室を目指しています。

これからも『diary』を通して
その思いを伝えていきたいと思っています。
こうして読んでくださる人がいるからこそ
私は夢を追い続けることができるのです。
             本当にありがとうございます−☆ 
                                  合掌                                                                   

7月28日(金)
手作りの暖かさ


 吉田ご夫妻が丹精込めて作られた 『トマトときゅうり』

 水津さんが作って下さった 『ピザ生地』

 ヨガの先輩tomoe先生が作って下さった 『油みそ』
  
  
  吉田ご夫妻も水津さんもヨガの生徒さんです。
  tomoe先生は、一緒にヨガの勉強している先生です。
  みなさんから頂いた、心のこもった手作りの品を紹介したくなりました。
  
  吉田ご夫妻は、いつも採れたてのお野菜を持ってきてくださいます。
  それはもうスーパーで買った野菜とは、味も鮮度も断然違います。
  そして、まるでうちの冷蔵庫の内情を知っているかのように
  前に頂いたお野菜が無くなった頃に、絶妙のタイミングで次のお野菜を下さるのです。
  何事にも細やかな心配りをされるご夫妻なので
  きっとうちの家族の人数、使う頻度を考えて
  下さるタイミングを考えていらっしゃるのだと思います。
  私もこんな心配りがさらりとできる人間になりたいといつも思うのです。

  水津さんは、親子でヨガに来ています。
  お母さまはお若く見えるので、まるで友達のように見える親子なのです。
  お嬢さんはお菓子作りが得意で、以前頂いたクッキーは趣味の域を越えた美味しさでした。
  お母さまはいつもピザ生地を作ってきて下さるのです。
  私が帰ってからその生地に好きなものをトッピングだけして焼けばいいようにして下さるのです。
  それはそれは美味しいのです。子供もいつも感激しています。
  いつもレッスンからレッスンで忙しくしている私には
  こんなにありがたいことはありません。

  ヨガの先輩であるtomoe先生からは、今日手作りの『油みそ』を頂きました。
  沖縄料理だそうです。
  tomoe先生は沖縄出身ではないのだけど
  沖縄出身のお知り合いから聞いて作ったそうです。
  『お酒のつまみにもなるし、チャーハンに入れると美味しいわよ〜。
   息子さんなんか喜ぶんじゃないかな〜』 と…。
  そのままを食べてみました。ひえぇ〜、こりゃ〜旨い!!
  今度、作り方聞いてきますね。

  こうして、私は日々みなさんからの優しさ・思いやりに包まれて生活しています。
  本当に有り難く、感謝の気持ちで一杯になります。
  この恩返しは、私がいいヨガのレッスンをしていくことだと思っています。
  その為にも、これからも精一杯勉強をし、自分との対話を怠らず、修行を続け
  自身の人格・魅力向上に努めたいと思います。

  手作りのものが伝えるもの、
  それは、作った人の 『手のぬくもり』 と 『心の暖かさ』 なのでしょうね。
  私には、その 『ほんわか』 したものが伝わってくるのです。  

7月26日(水)
生き様

昨日の『diary』を読んだヨガの生徒さんから
早速に、こんなメールが届きました。
  『diary』拝見して、思わずメールしました!
  素敵な親子の関係ですね。
  ヨガの教義、肝に入れます。
と、…。
嬉しかったです。
で、私が返したメールをそのままここに載せますね。

  凄く嬉しいメール、ありがとうございます。
  それに、『diary』を読んでいて下さってることが、とっても嬉しいです。
 
  うちの親子は、ホントによく話をします。
  お互いに秘密にしていることもありません。(って、思っているのは私だけで、
  子供らは秘密にしてることもあるんだろうけど)
  だから、離婚の時も子供らは慌てふためくようなことはありませんでした。
  私のことを最優先に考えてくれ、
  そして自分たちがこれからどう生きていくかも自分たちでシッカリ考えて、
  
   『 俺らはもう子供じゃないから、俺らのことはもう心配いらんでな。
     
     おっからしく生きれる道を選んだ方がいいぞ。
     
     別れても、おっかはおっかやで。俺らは応援するでな。』 と、
 
  離婚に踏み切る勇気を与えてくれたのです。
 
  自分で言うのもなんなんだけど、凄い子らなのです。
  と言っても、世間で言う 『いい子』 を連想しないでくださいね。
  お兄ちゃんの方は相当なヤンチャ坊主で、中学時代には一目置かれる存在でした。
  菓子箱持ってどれだけ謝りに歩いたか…。
  それでも、先生方から絶大な信頼を得ていたのです。
  それがあの子の凄いところなのでしょうね。
 
  娘はもちろん悪いことは一切しませんが、今どきの子です。
  制服のスカートは短くしたいし、休みの日には化粧バリバリで出掛けていきます。
  でも、心は純粋なままです。
  私と共に、今、ボランティア活動や地球環境などについて一所懸命に取り組んでいます。
  私と娘が目指すものは一つ、『みんなの幸せ』なのです。
 
  私は決して いい母親ではなかったと思っています。
  でも、私のことを尊敬してくれているというなら、
  私の生きる様(いきざま)を見てきたからでしょうね。
 
  いい時も悪い時も必死で生きてきたから。
  いい時も悪い時も、必ず笑顔だったから。
  そして いつも子供たちに 『生まれてきてくれてありがとうね』 と感謝していたから。
 
  これからも『diary』の愛読者でいてくださいね。

この返信のメールを書きながら、
親の生きる様(背中)が、子供を育てているんだなぁ〜と
改めて感じました。


7月25日(火)
誇り
私が今も、勉強を続けるラジャ・ヨガ(心のヨガ)の教義に

  『 真実(ほんとう)に その親を愛している というのなら、

   その親が 誇りたくなるような 子に なればよい。

   又、 真実(ほんとう)に その子を 愛している というのなら、

   その子が 誇りたくなるような 親に なることだ。 』 

というのがあります。

先日、娘の高校の保護者会にいってきました。
担任の先生といろんなことを話し、私が今考えている地球環境の話なんかも聞いてもらいました。

最後に、先生が

 『 いつも美佳さん(娘)と話していると、
  ほんとうにお母さんのことが大好きで、
  そして、お母さんのことを、心から尊敬しているということが
  ひしひしと伝わってくるんですよ。 』

と、おっしゃったのです。

嬉しくなりました。
本当に嬉しかったです。

うちは、親子の会話がものすごく多い家庭なので
日頃の会話の中で、娘が私のことを尊敬してくれているのは感じています。

息子(高校2年)も、いつも言ってくれます。

 『 俺、おっかの子供でよかったわ。
   おっかに育てられて、ほんとによかった。
   おっかは、凄いぞっ!!
   俺も、おっかみたいな人を嫁はんにするでな!』 と…。

親として、こんなに嬉しい言葉はありません。

自分の子育てを顧みて、決して納得のいくものではありません。
ああすればよかった、こうすればよかった
と、反省・後悔ばかりです。
挙句の果て、離婚までしているのですから…。

でも、父親と母親の関係がどうなろうとも
子の親であるべきための、一番大切な根底は揺るがずにいたのです。
そして、その思いはちゃんと伝わっていたのですね。

   私は、この子らの親であることに 誇りを持っています。
   
   そして、この子らは 私の誇りです。


7月22日(土)
お寺でヨ−ガ
今日はお寺でヨガ教室をしました。
お寺は、山を少し登った静かなところにあり、大自然と見事に調和していました。
仏殿の前の畳の上で、射し込む暖かい陽の光と、気持ち良く吹く風を感じながら
一時間半ゆったりとした時間を過ごしました。
心と身体を調和させ、自然と調和しようとするヨガにとって
この上ない環境でのヨガ教室となりました。

参加したみんなと一緒に、
今日ヨガ教室に来れたこと、ヨガができる健康な体があること、
導いてくてた人、支えてくれる人、
今日お寺を提供して下さったご住職とその奥様
全てのことに感謝しながら
仏殿に向かい『感謝の瞑想』をして、教室を締めくくりました。

ふと見上げると、仏殿の横に
『ありがとうは 魔法の言葉』と書いてありました。
真理はひとつなのですね…。

今日も、全てのことに心から『ありがとう』・・・。

                           合掌        

7月21日(金)
愛おしさ
今日は『福井県高等学校生徒保健研究協議会』からの依頼で
高校生を対象にヨガの指導に行ってきました。

福井県中の高校から、各校2名づつの75名が集い
ヨガの部屋、栄養指導の部屋、心の健康の部屋など、五つの部屋に分かれ
興味のあるものを体験したのです。

高校生対象ということで、どんな風に進めていこうかと、いろいろ考えました。
思春期なので、恥ずかしがったり、『うざい』という気持ちになったりしないように
まずは心を開いてもらうことから始めなくては…と考えました。
そして、どうしても伝えたいことがあったのです。
それは、ヨガを通して 『頑張り過ぎないこと』 の大切さに気付くこと。
そして 『全てのものに感謝すること』、 『幸せになって欲しいこと』…。
この三つはどうしても伝えたかったのです。

学校では、勉強・部活に頑張り、
家に帰れば 『いい子』 でいるために頑張る。
これでは息を抜くことができないし、息を抜く場所も無い。
当然、心も身体も壊れてしまいます。
最近の青少年の犯罪も、こんなところからきているのではないかなぁと…。
ヨガでは、アサナ(ポーズ)をとった後には、必ず全身の力を抜いて休ませ反応を受けます。
『やる時には やる!』 『休む時には 休む!』 まさにこれなのです。
そしてポーズをとる時は 『人と競争しない』 『カッコいいところ見せようとしない』
『無理をしない(頑張り過ぎない)』 『できるところまでをする』 『現状を受け入れる』
生徒はポーズの後、うまく力を抜いて反応を味わっていました。
このこと(頑張り過ぎないこと)を、日々の生活にも活かして欲しいと伝えました。

講座の最後の方で 『感謝すること』 の大切さを伝えました。
感謝するべきものはいくらでもあります。
お父さん、お母さん、家族、親戚の人、近所の人、先生、
食べる物、飲む水、空気・・・数えたらキリが無いくらい。
そして目を閉じて 『感謝の瞑想』 へ…。
素直に合掌し、瞑想する子供らの姿に、熱いものがこみ上げてきました。
子供らは瞑想しながら、何を思い浮かべ、何に感謝し、何を感じたか…。
今日家に帰ってから、お父さんお母さんに 『ありがとう』 の言葉を伝えてくれていたら最高!!

そして最後に、『みんなに幸せになって欲しい』 と伝えました。
幸せはいつも自分の心が決めているのです。
幸せなことに気付いて欲しい…。

私は最近、自分の子(我が子)と人の子という区別がなくなってきているようなのです。
どの子もみんな可愛くて愛おしいと思えるのです。
我が子と同じだけ可愛くて愛おしいと感じるのです。こんなことってあるんだろうか?
こんな風に感じるようになった自分にビックリしながら、素晴らしいことだと思っています。

今日出会った子らが、どうか幸せでありますように…。
そして、その子らが周りの人たちも幸せにすることができますように…。

今日の素晴らしい出会いに感謝−☆
                              合掌

7月17日(月)
自律神経
今日は祭日(海の日)ということもあり、講座に来る人の数は平日より少な目でした。
それでも思ったより沢山の参加でした。
参加した人たちは『家でゴロゴロしているよりも、ヨガに来た方がスッキリしそうだから来ました。』と、
家でゆっくりしていたところを出てきたようです。

そうなんです!!休みだと言って、家でゴロゴロとしていると
なおさら疲れてしまうのです。

ウィークデーの仕事の疲れを取ろうと、週末にお昼近くまで寝ていたり
疲れないように一日中どこにも行かず、寝て食べて寝て食べてを繰り返したり
でも結局は、月曜日の朝なんだかドッと疲れてる。
反対に週末も朝早く起きて、パ〜っと出掛けた時の方が、その時は疲れたとしても
実は、月曜の朝スッキリとしていて、『さぁ〜今週も頑張るゾォ〜!!』と
仕事への意欲が湧いている…なんて経験ないですか?

それは、お昼まで寝ていたり、ゴロゴロと過ごしていることで
『自律神経』が乱れてしまうからなのです。

『自律神経』とは
心臓を動かしたり、胃を動かしたり、外気温に合わせて血圧を調節したり、
体温調節のために汗を出したり、
自分ではコントロール出来ない自動的に働く神経のこと。
そして自律神経には、活動する時に働く『交感神経』と
休む時に働く『副交感神経』とがあり
その二つの神経が必要に応じて切り替って働いているのです。
                           人間の体って凄い!!
でも不規則な生活を続けたり、ストレスが溜まった状態でいると
その自律神経のバランスが乱れてしまい、身体に不調が現れるのです。
身体がだるくなったり、めまいがしたり、動悸がしたり、
食欲が無くなったり、頭痛がしたり、眠れなくなったり…
症状は人によって様々です。
でも、どの症状も目に見えないものばかりで、人には分かってもらえない苦しみなのです。
だから、甘えているとか、さぼっているとか、仮病だとさえ思われてしまうのです。

私も10年くらい前に『自律神経失調症』と診断され
死にたいと思うくらいの苦しみを味わいました。
毎日がめまいとの闘いでした。
私の場合はストレスからくるものでした。
その頃はまだヨガに出会っていなかったので
人間がまだまだ未熟で、囚われ(こうでなくてはならないという自分のものさし)があり、
頑張り過ぎてしまっていたのです(ヨガでは頑張り過ぎは禁物!!)
その頃は結婚していて夫の両親と同居していたので
身体がしんどくて横になっていても
舅さんや姑さんに、さぼっているとか、だわ(福井弁で怠け者)な嫁や!と思われないかと
そのことばかり気になって、結局心身を休めるどころか
緊張状態が続き『自律神経失調症』を悪化させるばかりだったのです。
結局眠れなくなり、神経内科で精神安定剤、睡眠薬を処方されるまでに…。
薬に頼るのが怖くて、薬には一切手を付けず、自分の性格を変えることに挑戦したのです。
頑張り過ぎない(悪く言えば、横着になる)ようにしていったのです。
序々に回復をし、今ではヨガのお陰もあり心身共に見違える程健康になることができました。
周りの支えてくれる人たちのお陰です。

ヨガは深い呼吸により『自律神経』を整えることができます。
そして自然治癒力、免疫力をUPさせます。
身体のねじれや歪みを正すことにより、心のねじれも取ることができます。
やさしい動きで体と心のこわばりが取れ、リラックスすることができるのです。

最近、心や体に不調を感じている方、
           是非、ヨガを体験してみてください!!

きっと、心もからだも自然に還ることができますよ…。





2006年7月11日(火)
アフリカ・デー(断食日)
私の師匠のところ(名古屋・松下ヨガ学院)では、
毎月11日をアフリカデー(断食日)としています。
もちろん強制的なものではなく、するしないは生徒の自由です。

でも、なぜ、アフリカデーなるものを定めたのか、師匠の思いを察したい。
師匠は、生徒の幸せ、家族の幸せ、まわりのみんなの幸せ、そして世界の幸せ、地球の幸せ、
そして世界の平和を心から願い、今、一所懸命に活動し、自らが実践しているのです。
『一食抜きキャンペーン』 なるものも展開しています。
一週間に一度でもいいから一食抜いて(食べたくても、食べれない人のことを思い)、
その浮いたお金を、募金しましょう!というものである。
その集まったお金は、NPO法人『地球村』の国際協力基金に寄付しているのです。
師匠の熱い思いは生徒の心を動かし、
毎月、透明のガラスの瓶には、みんなの優しい思いが詰まっていきます。

世界では、毎日たくさんの人たちが飢餓に苦しみ、栄養失調で命を落としています。
地球のどこかで、3秒にひとり、こどもの命が極度の貧困により失われているのです。

ある日(二年程前かなぁ)『何か自分に出来ることをして、人の役に立ちたい』と目覚め、
ボランティア活動や、募金などを積極的にしてきました。
でも、そんな漠然とした理由では、まだ何も見えていなかったのです。

私は先月、師匠と一緒に『地球村』のワークショップに参加させて頂きました。
想像を絶する世界の貧しさ(飢餓・貧困)、世界の現状(森林破壊、地球温暖化)
を知り、物凄いショックを受けました。
涙が止まらず、声を出して泣いてしまいました。

その時から、私は変わったのです!
『このままではダメだ!!出来る事から始めよう!』
『この現状を一人でも多くの人に伝えよう!』と…。

帰って直ぐの講座から、生徒に世界の現状を伝えました。
『みんなも何か出来ることから始めようよ!』と訴えました。
みんな真剣に聞いてくれました。
中には涙を流しながら聞いてくれる人もいました。
真剣な思いは、必ず通じるものです。
『先生、世界の平和のために一緒に頑張ります!』
『先生、私も何か出来る事から始めます!』
『私も周りの人に伝えていきます!』
と、嬉しい言葉をたくさんもらい、
私も更なる行動を起こしていこう!!と決意を新たにしたのです。

まずは、自分たちの贅沢を見直すことが大事だと思います。
私は、あいにく (というか、幸い)母子家庭ということもあり、贅沢したくてもできません。
それでも見直す点はいくらでもあります。

私は最近、180度意識が変わって、改めた行動があります。
それは、スーパーに行って、商品を買う時です。
製造月日の古い物(消費期限の間近な物)から買うようになったのです。
今までは、棚の奥の奥に手を突っ込んで、
一番新しい物を買うようにしていたのです。(それが賢い主婦なのだとさえ思っていたから)
でも、それは間違っていると気付いたのです。
『自分の家の冷蔵庫にある牛乳は、新しい方、古い方、
                     どちらから先に飲みますか?
 もちろん、古い方からですよね。
 どうして?
 それは、古い方が腐ったらもったいないからですよね。
 
 では、牛乳を買う時は、新しい方、古い方、どっちを買いますか?
 もちろん新しい方?
 どうして?』

こうして、日本で賞味期限切れなどで、棄てられ、燃やされる食糧が
毎日約3000万人分だそうです。
そして、世界では毎日5万人の子供たちが餓死しているのです。

見直すべきところは、たくさんあるはずです。
私はこれからも、本気・本腰で、そして真剣に
世界のみんなが幸せになれるように
自分にできることを、なんとしても『可愛く』実践していこうと思います。

今日はアフリカデーだけど、
私は昨日の残りのカレーを食べました。
でも、心の中はアフリカデーです。
食べれることに感謝し、食べたくても食べれない人のことを思い
無駄はしない!贅沢はしない!と
決意を新たにしています。
                           合掌

2006年7月10日(月)
我が家の夏の定番メニュー

 ★我が家風・夏カレー★

夏野菜が美味しくなると、必ず登場する、我が家のカレー。

カレーはミンチ肉を使って、ローリエ、ガラムマサラなどの香辛料をたっぷり効かせて作ります。
市販のルウを使って作る場合は、ルウの他にカレー粉を足して、より夏らしく…。
トマト、なす、ピーマン、パプリカ、かぼちゃ等の夏野菜を、オリーブオイルでこんがり焼いて
カレーの上に彩りよく並べて出来上がり!!
見た目にも夏らしくて、ちょっとお洒落でしょ♪

我が家は、これにターメリックライスを添えて、よりお洒落に…。
でも、健康志向の我が家は、ターメリックライスも雑穀米なのです。(うちは雑穀米を炊く時に、
ターメリックの粉を少々と、バターを大さじ1〜2杯加えて炊いています。)

このメニューは、毎年恒例の夏キャンプでも好評!!
確か3年前のキャンプでは、ナンを生地から作って、鍋で焼いて、このカレーを付けて食べたなぁ。
                                    これまた、凄〜く美味しかったよなぁ〜☆
さぁ〜て♪今年のキャンプでは、何を作ろうかな?
直美のアウトドアお料理教室、お楽しみにぃ〜♪♪



 ★きゅうりのビールに最高!!漬け★

これは大人気のメニューです。
ビールのつまみには最高!!と言っても、私はあまり飲めないのですが・・・。

まず、きゅうりをまな板の上で、麺棒か何かでパンパン叩きます。
(叩き過ぎると粉々になるのでご注意!)
それを適当な大きさの拍子切りにします。
そして { 酢、醤油、砂糖、酒、鷹の爪(もしくは豆板醤)、ごま油 } のタレに漬け込みます。
漬け込んだら、すこし重石をしておいた方が味が染み易いです。
漬け込みながら冷蔵庫でキーンと冷やして、召し上がれ…♪
あっ、ひねりゴマ(炒り胡麻を指の腹でつぶしながら)にして振りかけると、風味がUP!!

蒸し暑い夏には、こんなさっぱり系のおかずが、食欲をそそってくれますよね〜。
暑い夏も、ヨガと、手作りの体に優しいメニューで、乗り切りましょ〜!!  
2006年7月9日(日)
養成
毎週土曜日は『指導員養成コース』のある日。
将来、ヨガの指導員になりたいという目的を持った人
(又は、現在指導をしていて、指導力を高めたいという人)
を対象に養成する講座。
現在、二名の生徒を養成しています。
これが実に楽しいのです♪

たまたま二人とも私より年上で(一人は私より15年近くも
長い人生を歩んできているのです。凄い!)、
もちろん性格も、歩んできた人生も、現在の環境も、
みんなそれぞれ違います。
でも不思議と、それぞれの個性を持った三人が、
いざ、『ヨガ』という一つものに向かっていく時には、
自然と心は一つになっているのです。

教える立場、学ぶ立場、という立場の違いがあるにも関わらず、
それをも超える大きな力が働き、
三人が一つの光となって輝き始めるのです。
それは、お互いの、真剣さ、本気さ、から生まれるものなのだろうなぁ〜と思うのです。

心を一つにして進める授業はほんと楽しいです♪
だから、本来、養成の講座は1時〜4時半の予定なのに、
毎回『あれ、あれ、もう五時!そろそろやめようか…』ってな具合。
最後に、お茶(ルイボスティー)を飲みながら、色んな話をするのですが、これがまた楽しいのです♪

 みんなそれぞれに自分の人生の選択肢から選んできた結果が
         『今』 であり、
 これからそれぞれが選択し、築き上げていくのが
        『未来』 。
 そして、今、それぞれが選択したものの中に偶然 『ヨガ』があり
 
 そして、その『ヨガ』を通して、『今』 という時間を共有している。

と思うと、感動せずにはいられないし、
全てが愛おしく思えてくるのです。
そして、この出会いに感謝の気持ちで一杯になるのです。

さぁ〜、来週の養成はどんなことを勉強しようかな・・・
と、考える作業も楽しくて仕方ないのです♪

今は『矯正法』を勉強しています。
まずは自分の歪みに気付くところから始まり
『矯正法』を行うと、あっという間に矯正できてしまうのです。
知らない人が見たら、『さくらじゃ〜?』って思うくらいにね。
『身体や心はどうにでもなる』という
私の師匠の師匠・大槻導師の言葉が蘇ります。

身体や心の歪みを正したいと思う方は
是非、『manaヨーガ学院』の門を叩いてみてくださ〜い!!
きっと、人生そのものが変わりますよ・・・☆


2006年7月7日(金)
感謝
毎週金曜は師匠のところ(名古屋)にヨガの勉強をしに行く日…♪
そして、私ってほんとヨガが好きなんだなぁ〜と実感する日でもあるのです。
んっ?ヨガが好きなのか、師匠が好きなのか・・・?
もちろん両方!!

私に『私らしく生きる力と勇気』を与えてくれたヨガ・・・。
そしてそのヨガを見事なまでに実践し、指導して下さった師匠。
どちらも私にはかけがえのない存在なのです。

 そして、私にはたくさんの生徒がいます。
その生徒もまた、私に『先生に出会えてよかった』
と言ってくれるのです。
ヨガを指導しながら、実は私の方が生徒から多くを学んでいるような気がするのです。

私は、ヨガも、師匠も、生徒も、みな愛しています。

     『 ヨガ それは 結ぶ という意味であり

        最高の結合・自他一如

        つまり、愛 を意味するものである。 』

私を活かし、育ててくれる全ての人、物、そして出会いに
心から感謝する毎日なのです・・・。
                          合掌