北前船(全紙70x136cm)
ふれあい (全紙70x136cm)
作品1
[ 墨 色 無 限 ]
水 墨 画
作品2
水墨画 五島 青滝 (東洋画院会長)
日本に水墨画の画法が伝わったのは、鎌倉時代(1185〜)と言われ、中国に留学した僧・栄西、道元がこの時期であり、禅宗を背景として発達しました。特に雪舟は室町時代(1392〜1573)の画僧として有名です。以降江戸時代(1603〜1867)初期に南宋画の伝来と共に伝統的精神と画法が普及して、日本人の生活に密着した絵画の一種として消化され、暮らしの中に育まれています。
水墨画は、墨と筆と水さえあれば、誰でもいつどこででも描ける絵画として、墨色の濃淡・かすれ・湿潤・明暗などで日本的美しさを表現した魅力ある絵画です。自由に描ける為にも墨のすり方、墨色の出し方、筆の使い方などの基本を伝授・継承してゆきたいと考えています。
1970年(昭和45年)五島 青滝主宰の水墨画教室「南画青滝会」・美術団体「東洋南画院」設立、伝統技法の継承及び同好者育成に努めてまいりました。また、会員の研修結果発表として作品展「くらしの墨画展」を年二回県内外にて開催しております。また、設立以降、福井県水墨画協会をはじめ日中水墨画協会・国際美術協会など県内外の水墨画団体の設立に努め、現在までにテーマを設けての分会展や他の美術団体との交流展・合同展、さらに「国民文化祭」にも参加、各企業や団体での体験教室の開催するなど多くの展覧会を開催して文化振興に寄与してまいりました。
1984年には多くの分会誕生により会名を「東洋画院」に改名。本会で指導を受けた会員は全国にまたがり、自宅で趣味として楽しむ方や個展をはじめ国内外の美術展などに出品するなど、各地で活躍しております。
東洋画院
(文化庁「文化力・プロジェクト」参加団体)