||トップページ|| ||みみずとの出会い||わが家のみみず箱||生ごみの投入記録||トピックス||ごみの分別||うんちの本||更新履歴||
  トップページトピックス > EMバケツのみみ糞取り出しとリセット(1回目)


2004年6月26日
EMバケツのみみ糞取り出しとリセット(1回目)



2003年12月28日にセットした2個のEMバケツが,ほぼ半年経過しました.2004年6月26日に,みみ糞を取り出し,改めてリセットしました.
6月10日にbPで,6月24日にbQで,ヒメミミズの異常行動がありました.とくに,bQでは,液肥抜き用のコックからシマミミズが数匹逃げ出しました.しかし,リセットした結果問題はありませんでした.
両者の状態にほとんど差がありませんでしたので,ここでは,bQの写真を使用して説明します.




1.みみ糞とみみずの取り出し


400グラムの生ごみを投入した2日後の状態です.表面の新聞紙を取り除いています.
とってもきれいですね.





                       →
底の「すのこ」までみみ糞を取り除きました.











「すのこ」をとると,意外にきれいでした.
とても半年も経過しているようには見えません.bPはもっときれいでした.















「すのこ」の下は,みみ糞がいっぱい詰まっていると思っていたのですが,周辺にみみ糞が溜まっているだけで,中央部ではプラスチックが見えています.液肥抜き用のコックへの溝も,しっかりと見えています.









                       →
「すのこ」の裏側(下面)です.液肥を下に落すための隙間周辺にはみみ糞が付着していますが,意外にきれいです.
他の写真に較べ,みみ糞の色が黒いですが,みんな同じです.実際の色は,これに近いです(あなたのパソコンと私のパソコンでは,色が違うかもしれませんが).




収穫したみみ糞です.キャノワームのみみ糞ほどではありませんが,かなりねばりのあるみみ糞です.これだけ粘りがあれば,みみ糞が「すのこ」の下に落ちることはないでしょう.
したがって,「すのこ」の下のみみ糞は,底に下りたみみずのみみ糞だと考えられます.

このみみ糞は,ほとんど分解済みなので,EMバケツには戻しません.




                       →
EMバケツ2個から取り出したみみずです.
みみずの量は,275グラム(bP)と280グラム(bQ),合計555グラムでした.
半年前にセットした時は,135グラム×2個=270グラムだったので,約2倍になっていたことになります.
この大きさのみみず箱では,これ以上増えることは無理かもしれませんね.




2.EMバケツのリセット


リセットは次のようにしました(2個とも同じです).

1.EMバケツをきれいに水洗いして,乾かす.
2.バケツの底に「すのこ」をセットする.
3.水で戻したココナッツ繊維1キログラムを,「すのこ」の上に投入する.
4.未分解の生ごみが残っているみみ糞(表面近くにあったみみ糞)の1/2を投入する.
5.みみずを200グラム投入する.

この結果,EMバケツの総重量は,蓋をした状態で,4050グラム(bP)と4020グラム(bQ)になりました.
翌日から,生ごみの投入を開始します.
残りの155グラムのみみずは,別のみみず箱に移しました.

リセット時のココナッツ繊維とみみ糞の量が少なかったせいか,状態が良くなかったので,7月7日に,リセット時に取り出したみみ糞を,それぞれ2000グラムずつ再投入しました.
従って,
EMバケツの総重量は,6050グラム(bP)と6020グラム(bQ)でスタートしたことになります.



3.EMバケツの処理効率
この計算の方法が正しいかどうか,あんまり自信がありません.


●半年後のEMバケツの総重量の増加量
bP(スタート時,みみず135グラム,ミミ糞とみみずを入れた状態でEMバケツの総重量5640グラム)は,7720グラムになっていました.2080グラムの増加です.
bQ(スタート時,みみず135グラム,ミミ糞とみみずを入れた状態でEMバケツの総重量5620グラム)は,7600グラムになっていました.1980グラムの増加です.
使用したはかりは,秤量10キログラム・最小目盛100グラムのバネばかりです.むりやり,10グラム刻みで読みました.

●半年間に投入した生ゴミの総重量
12月28日〜6月26日の半年間に投入した生ゴミの総重量は,両者とも15910グラムでした.新聞紙は合計4枚分(1枚は4ページ分,乾燥状態)入れましたが,投入量には算入していません.
生ゴミの計量に使ったはかりは,秤量2キログラム・最小目盛10グラムの台ばかり(調理用)です.5グラム刻みで読みました.

●処理効率
「処理効率=(生ゴミの投入量−ミミ糞の増加量)/生ゴミの投入量」と考えました.
EMバケツの総重量の変化が,ミミ糞の増加のみによるものと考えると(みみずは135グラムのままであると仮定),

bPの処理効率は,(15910−2080)/15910=86.9パーセント
bQの処理効率は,(15910−1980)/15910=87.6パーセント

ほぼ87パーセントでした(4ヶ月経過時では,85パーセントでした).
大雑把にいって,「6ヶ月の間に投入した16キログラムの生ごみが,2キログラムに減った」ということです,


「トピックス」のページにもどる