||トップページ|| ||みみずとの出会い||わが家のみみず箱||生ごみの投入記録||トピックス||ごみの分別||うんちの本||更新履歴||
  トップページトピックス > EMバケツのみみ糞取り出しとリセット(2回目)


2005年1月4日
EMバケツのみみ糞取り出しとリセット(2回目)



2004年6月26日に1回目のリセットをした2個のEMバケツが,ほぼ半年経過しました.2005年1月4日に,みみ糞を取り出し,2回目のリセットをしました.



1.みみ糞とみみずの取り出し

みみ糞とみみずの様子は,2004年6月26日の1回目とほとんど変わりませんでした.その様子は,EMバケツのみみ糞の取り出しとリセット(1回目)を参照してください.
みみずの量は,200グラム×2個=400グラムから,630グラムに増えていました.
前回は,270グラム555グラムでしたから,EMバケツの大きさでは,これぐらいが限界かもしれません.


2.EMバケツのリセット


今回のリセットは次のようにしました(2個とも同じです).

1.EMバケツをきれいに水洗いして,乾かす.
2.バケツの底に「すのこ」をセットする.
3.分解が十分にすすんだみみ糞(底の方にあったみみ糞)を約2500グラム投入する.
4.未分解の生ごみが残っているみみ糞(表面近くにあったみみ糞)を約2000グラム投入する.
5.みみずを250グラム投入する.

この結果,EMバケツの総重量は,蓋をした状態で,6420グラム(bP)と6460グラム(bQ)になりました.
今回はココナッツ繊維を使いいませんでした.



3.EMバケツの「みみ糞への変換率」

前回は,「処理効率=(生ごみの投入量−みみ糞の増加量)/生ごみの投入量」と考えましたが,「処理効率」という呼び方に違和感がありました.
みみず箱に投入された生ごみは,水分が「液肥」としてみみず箱の外に出ます.また,一部の水分と,みみずなどの呼吸作用によって発生した二酸化炭素は,空気中に放出されます.残りが,水分を多く含んだ「みみ糞」としてみみず箱に残ります.
生ごみがみみず箱で処理された後生成されるものが,相変わらず「ごみ」であれば,「処理効率」という呼び方でも良いのかもしれませんが,「みみ糞」や「液肥」は,土壌改良材や肥料として有用です.
従って,ここでは「みみ糞の増加量/生ごみの投入量=(生ごみのみみ糞への)変換率」と称することにします.

●半年後のEMバケツの総重量の増加量
bP(スタート時,みみず200グラム,みみ糞とみみずを入れた状態でEMバケツの総重量6050グラム)は,9420グラムになっていました.3370グラムの増加です.
bQ(スタート時,みみず200グラム,みみ糞とみみずを入れた状態でEMバケツの総重量6020グラム)は,9270グラムになっていました.3250グラムの増加です.
使用したはかりは,秤量10キログラム・最小目盛100グラムのバネばかりです.むりやり,10グラム刻みで読みました.

●半年間に投入した生ゴミの総重量
6月27日〜1月4日の半年間に投入した生ごみの総重量は,両者とも23645グラムでした.新聞紙は合計6枚と3/4枚分(1枚は4ページ分,乾燥状態)入れましたが,投入量には算入していません.
生ゴミの計量に使ったはかりは,秤量2キログラム・最小目盛10グラムの台ばかり(調理用)です.5グラム刻みで読みました.

●(生ごみのみみ糞への)変換率
「(生ごみのみみ糞への)変換率=みみ糞の増加量/生ゴミの投入量」と考えました.
EMバケツの総重量の変化が,ミミ糞の増加のみによるものと考えると(みみずは200グラムのままであると仮定),

bPの変換率は,3370/23645=14.2パーセント
bQの変換率は,3250/23645=13.7パーセント

ほぼ14パーセントでした.前回は,ほぼ13パーセントでした.


「トピックス」のページにもどる