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木製フロースルー(軒下置き)
底のないみみず箱からみみずが逃げないはずがないと思い続けた私でしたが,皆さんの勢いに押されて,今世紀の最初の日2001年1月1日に作ってしまいました.元旦早々,ご近所にはさぞかし迷惑だったことでしょう.
2×4材を使い,ロープ枠の上に底抜けみみず箱を載せるアイディアは,makikiさんのオリジナルです.もちろん,この木製フロースルーは,makikiさんのホームページ「ミミズにエサやってます」の作り方に従って作りました.
手作りみみず箱として,私の一押しです.

2005年7月までは,スーパーから頂いた野菜くずを入れていましたが,2005年8月より,わが家の台所から出る生ごみだけを与えています.つまり,わが家のメインのみみず箱になっています.
ここに掲載している「生ごみ投入の方法」は,現在はやっておりません.「生ごみ投入の方法」については,キャノワームを参照してください.
写真1

製造会社:自家製
設置場所:屋外の軒下
使用開始年月:2001年1月
構造(写真1):
みみず箱とロープスタンドは2×4材.詳細は,makikiさんのホームページ「ミミズにエサやってます」を参照して下さい.
みみず箱の上に載っているのは,夏仕様のふたです.冬仕様のふたは,厚手の合板をみみず箱の大きさに切っただけのものです.







木製フロースルーの特徴
・2×4材を使っているので,DIYで簡単に作ることができるにもかかわらず,丈夫で長持ちします.おまけに,安価です.
・ミミ糞の取出しが容易です.
・木製なので,断熱性がよく,プラスチック製のみみず箱のように水分過多にはなりにくいです.
・稼動中のみみず箱は,非常に重いので,簡単に移動できません.設置場所は,十分考慮の上で決めてください.


生ごみ投入の方法
わが家は,ふたり暮らしです.外食はほとんどしませんが,それでも生ごみの量はそんなにありません.メインのみみず箱であるキャノワームに入れるにも足りません.
生ごみが少ないのにみみず箱が多いという悩みを解消するため,近くのスーパーで週に1回ほど,段ボール箱一杯の野菜くずを頂いています.
スーパーの野菜くずというのは,家庭から出る生ごみとまったく組成が違います.私が頂いている野菜くずは,白菜・キャベツ・レタスなどの外葉,カットフルーツの皮(メロン・すいか・パイナップルなど)がメインです.家庭で出そうな生ごみは少量で,これはキャノワームに入れています.
従って,わが家の木製フロースルーに入れている生ごみは,種類が非常に少なく量がやたら多いので,一般の家庭と条件が異なります.ご注意下さい.
写真2


写真3

1.投入する前の生ごみです.
今回(2003/7/14)は,レタスの外葉とパイナップルの皮です.


(写真2):
レタスの外葉です.これだけで2500グラムあります.手で適当にちぎるだけです.レタスはほとんどが水分なので,あまり小さくすると分解が早くすすみすぎます.とくに暑い時期は要注意です.



(写真3):
パイナップル1個分の皮です.740グラムあります.パイナップル・メロン・スイカの皮は,切らずに,頂いてきたそのままを使います.手間がかからなくてらくちんです.





写真4


写真5


2.上の紙(新聞紙)を取り除く


(写真4):
夏の間は,夏仕様のふた(後述)を使っていますので,ミミ糞の表面を新聞紙で覆っています.夏仕様のふたは通気性がよいので,新聞紙が完全に乾いてしまっています.




(写真5):
ミミ糞の表面のアップです.新聞紙を取り除くと,ほとんどミミ糞になっています,白っぽく見えるのは,分解中の新聞紙の切れ端です.







写真6


3.表面のミミ糞を取り除く

(写真6):
大量のレタスをミミ糞の表面に置くだけでは,びちょびちょになって小バエの巣窟になってしまいます.そこで,少し面倒なことをします.表面のミミ糞を深さ5cmぐらい取り除き,別の容器に移しておきます.ちょっと分りにくいですが,みみず箱の側面が黒っぽいところが,ミミ糞を取り除いた部分です.


写真7


写真8


4.レタスを入れてミミ糞で覆う


(写真7):
ミミ糞を取り除いたところに,大量のレタスを入れます.





(写真8):
さきほど取り除いておいたミミ糞でレタスを覆います.きれいにレタスが隠れ,ミミ糞の表面は,ほとんどみみず箱いっぱいの高さになりました.





写真9


5.パイナップルの皮を入れる


(写真9):
ミミ糞の表面に,皮を上にしてパイナップルを並べます.パイナップルの皮は,水分が少ないせいか,ミミ糞に埋めるとなかなか分解しません.写真のように置くと,1日後ぐらいから,下にみみずが集まり始めます.
写真10

6.新聞紙で覆う


(写真10)
最初に取り除いた新聞紙を濡らしてみみず箱の表面を覆います.新聞紙が足りない時は,追加します.このようにすると,気化熱によってみみず箱の温度が下がるのではないかと考えています.適当な場所に温度計を差しておきます.
写真11


7.ふたをする


(写真11):
写真のような,夏仕様のふたを被せて,おしまい.




写真12


写真13

8.4日後(2003/7/18)のみみず箱


(写真12):
表面の新聞を取り除きました.パイナップルの皮の色が変化しています.





(写真13):
お約束のように,パイナップルの皮を取り除くと,みみずが団子状に集まっています.
みみず箱の縁まであったミミ糞の表面がだいぶ下がっています.レタスの分解がすすんでいるためです.



写真14


写真15


9.7日後(2003/7/21)のみみず箱


(写真14):
表面の新聞を取り除きました.写真では分りづらいですが,パイナップルの皮は表皮のみになって,触るとばらばらに崩れます.
右端には,カボチャのような芽が元気に育っています.


(写真15):
ミミ糞の表面は,前回の生ごみを投入する前の高さにほぼ戻りました.


次の生ごみを投入します.





夏仕様のふた
写真16



写真17



(写真16):
ひっくりかえした夏仕様のふたです.側面はすべて網を張ってあります.アメリカミズアブは通れませんが,風と小バエはお構いなしです.上面は,合板が張ってあり,上からアメリカミズアブが産卵することはできません.たとえ側面の網から産卵しても,産卵管がミミ糞まで届かず,みみず箱の縁にしか産卵できないので,見つけ次第除去できます.しかし,今まで産卵の形跡はありません.

(写真17):
ふたの隅の部分の拡大です.みみず箱に乗る部分が2段になっています.幅の広い内側の部分が,みみず箱の縁に直接重なり,幅の狭い外側の部分は,ふたとみみず箱の重なったつなぎ目を覆うようになっています.

このふたを被せることにより,アメリカミズアブの産卵を防止するとともに,通風が良くなって,みみず箱の内部温度が上昇することを防ぐことができます.
このみみず箱は,軒下に置いているので,雨が吹き込む心配はありません.



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