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キャノワーム


私がみみずコンポストを始めたときに出会った最初のみみず箱です.1年目はトラブル続き,2年目はトラブル解消のための試行錯誤,3年目になってようやく使いこなすことができるようになりました.
現在のわが家のメインのみみず箱です.わが家では室内においていますので,ここで述べていることは,ベランダなど屋外に置いている方には参考にならないかもしれませんので,ご注意下さい.

5年間の使用により,平均的な4人家族の家庭から出る生ごみ(植物性のみ)の処理はキャノワーム1台で十分であることが確認できたので,2005年8月から茶殻・コーヒー滓専用にしています.

茶殻・コーヒー滓専用にするつもりでしたが,下記の理由により,現在はキャノワームと木製フロースルーを併用しています.
@みみずのえさとしての量が足りない

A生ごみ専用にした木製フロースルーの投入量が多くなりすぎる.
このようにした結果,どちらも負担が軽くなり,お邪魔虫の発生などのトラブルが少なくなってきました.(2007.1.6)

写真1

製造会社:オーストラリア・レルン社
設置場所:室内
使用開始年月:2000年5月
構造(写真1):
リサイクルのプラスチック製.黒色.
写真のように,直径50cmの円筒形.高さ72cmで,5本の脚が付いています.
上から,蓋・作業トレイ(上段) ・作業トレイ(中段) ・作業トレイ(下段)・液肥トレイとなっています.3段の作業トレイは,底がザル状になっていて,みみずが自由に移動できます.液肥トレイには,コックが付いていて,液肥を取り出すことができます.蓋と,5本の脚を差し込む液肥トレイの穴には通気孔があります.


キャノワームの特徴
・ミミ糞と液肥を取り出しやすい構造です.取り出したミミ糞は純度が高く,みみずがあまり混じっていませんので,そのまま肥料として使えます.
・蓋に小さな通気孔がたくさん付いていますが,プラスチック製のため空気中への水分の蒸散が十分でありません.そのため,作業トレイのミミ糞が水分過多となり,小バエが発生しやすいようです.


生ごみ投入の方法
写真2


写真3


写真4


写真5
1.投入する前の生ごみ・茶ガラ・卵の殻


野菜や果物の生ごみ(写真2):
私は分解が早くすすむように,包丁でできるだけ小さく刻んでいます.
キャノワームに投入するまでは,ふた付きの容器で冷蔵庫に保存しています.






茶ガラ(写真3):
日本茶・ウーロン茶・紅茶・麦茶・コーヒーなどみんなOKです.とくに,コーヒーは,ミミ糞の状態を良くするように感じます.









卵の殻(写真4):
乾燥して,すり鉢ですって粉々にしています.











生ごみの量の測定(写真5):
投入する前に,重さを計って記録しておきます.
後でいろいろと参考になります.
これで,1100グラムぐらいです.






写真6


写真7

2.表面の紙類の除去


(写真6):
表面を覆っているコーヒーフィルター・新聞紙などをとり除きます.
キャノワームは,空気中への水分の蒸散が苦手なため,生ごみ投入の1日ほど前から,ふたを取っているので,紙類が乾燥しています.




(写真7):
前回投入した生ごみはほとんど処理されて,きれいになっています.








写真8


写真9

3.生ごみの投入


(写真8):
生ごみ・茶ガラ・卵の殻を表面に撒きます.









(写真9):
生ごみ・茶ガラ・卵の殻を,手で全体をよく混ぜ合わせます.
うどんやそばを作る時の感じでしょうか.







写真10

4.生ごみとミミ糞の混合

(写真10):
トレイの底まで手を入れて,ミミ糞と投入した生ごみをよく混ぜます.このようにした方が生ごみの処理が早くすすみます.
今は,素手でなくしゃもじを使っています

警告!
素手でみみず箱の中をかき混ぜても安全であるか危険であるかについて,私は知りません.できれば,手袋をするか,熊手やスコップのような道具を使うことをおすすめします.もし,素手でされる場合は,ご自身の責任で行ってください
写真11

5.生ごみ投入完了


(写真11):
ちょっと分りにくいですが,中央部を凹ませ,ミミ糞の表面をすり鉢状にしています.蓋に結露した水が,壁を伝って周囲に落ちるせいか,みみずたちは中央部より周辺によく集まるようです.それなら,中央より周辺を厚くしたほうが生ごみの分解の効率がいいかな,と思ってこのようにしています.


写真12

6.ミミ糞の表面を紙類で覆い,ふたをする

(写真12):
とり除いておいた紙類を,ミミ糞が見えなくなるように被せます.紙類が不足している場合は追加します.私は,紙類を破らないし,濡らしません.破るとエサやりの時,紙類を取り除くのが面倒です.濡らさなくても生ごみの水分で,すぐにびちょびちょになります.
新聞紙はできるだけ古紙回収に出すようにしていますが,コーヒーフィルターが足りないときは,新聞紙も使います.
写真13

7.液肥の量の測定


(写真13):
最後に,液肥の量を測り,ペットボトルに移して,おしまい.
液肥の量は,みみずたちが元気かどうかのバロメーターです.また,貴重な情報になります.





私の工夫
・キャノワームは,水分を空気中に蒸散しづらい構造なので,生ごみを投入する1日前ぐらいから蓋をはずして,ミミ糞の水分を減らすようにしています.
・ベランダに置いておられる方が多いようですが,室内置きのほうが,夏の高温対策・アメリカミズアブ対策,冬の低温対策が容易です.ただし,小バエに悩まされる恐れがあります.
・液肥トレイの脚を入れる部分に通気孔が開いていますが,ここから液肥が漏れてきます.室内置きの場合,床が汚れて困りますので,しめじの入っていたパックの一部をカットして,写真のように被せています.多少通気が悪くなると思いますが,みみずには問題がないようです.
・キャノワームは相当重いです.掃除の時,簡単に移動できるように,一辺が45cmの厚板にキャスターを4個付け,その上に載せています(写真1).


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